『iCD活用企業認証について』

1.iCD活用企業認証について

当協会は、iCDの活用を積極的に推進し、これまでの活動の結果、実際の企業への導入・活用を通じて、iCDの有効性を確認できましたので、さらに全国に向けて普及促進を図るために、活動を強化していきたいと考えています。
そこで、iCDを活用して成果が出始めている企業を広く紹介し、日本におけるiCDを飛躍させることを目的にiCDに取り組んでいる企業を認証する制度を2016年4月にスタートしました。

2.iCD活用企業認証審査員

iCD活用企業認証審査は、当協会の担当理事3名並びに、第三者の審査員(iCD推進団体、ITベンダー、ユーザー企業、教育ベンダー)3名の計6名の審査員で実施。(審査対象は、Silver Plusランク以上)
 審査員の所属企業・団体名 
 役 職 
 氏 名 
特定非営利活動法人 ITスキル研究フォーラム
理事
福嶋 義弘
日立建機株式会社
主席主管
石川 拓夫
株式会社 三菱総合研究所
主席研究員
佐々木 康浩
株式会社スキルスタンダード研究所
(スキル標準ユーザー協会)
代表取締役社長
(専務理事)
高橋 秀典
NECソリューションイノベータ株式会社
(スキル標準ユーザー協会)
マネージャー
(理事)
栗藤 高信
オフィス2410
(スキル標準ユーザー協会)
代表
(理事)
松本 道典


3.iCD活用企業認証の概要

iCD活用企業認証では、企業でのiCDの活用のレベルや成果の大きさに応じて認証レベルを用意しています。認証レベルは、Blue、Silver、Silver Plus、Gold★、Gold★★、Gold★★★の6段階となります。

iCD活用企業認証レベルのイメージ
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Blue
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  • 講演会の聴講等により、iCDについての知識があり、かつ自社で活用したいという意向があればどなたでも取得可能です。該当セミナーのご参加でもBlue認証を付与させていただきます。
  • 当協会のホームページに会社名が掲載されます(希望する場合)。


Silver、Silver Plus
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  • iCDを具体的に活用し始めた企業を認証します。
  • 所定のフォーマットの"活用カルテ"に記入し、エントリーします。有識者の審査により、活用が認められれば発行されます。
  • iCDを活用した人材育成施策の実行等、定期的な運用に入っていれば、Silver Plusとして認証されます。
  • 当協会のホームページに会社名とともにiCDの活用状況(1社半ページ程度)が掲載されます(希望する場合)。


Gold★、★★、★★★
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  • iCDを活用し具体的な成果が出ている企業を認証します。
  • 所定のフォーマットの"活用カルテ"(Silverと共通)に記入し、エントリーします。有識者の審査により、成果が認められれば発行されます。
  • 成果の内容や、活用期間などの運用状況により、★の数が増えます。
  • 当協会のホームページに会社名とともにiCDの活用状況、成果(1社数ページ)が掲載されます(希望する場合)。

4.認証取得の方法


Blue
  1. 指定のセミナーを受講するなど、iCDへの理解が前提になります。
  2. そのうえでエントリーシートを希望する認証が発行されます。


Silver
  1. 所定のフォーマットの"活用カルテ"に記入し、エントリーします。
  2. 有識者の審査によりiCDの活用が認められれば発行されます。

Silver Plus
  1. 所定のフォーマットの"活用カルテ"に記入し、エントリーします。
  2. 有識者による審査により、iCDを活用した人材育成施策の実行等、定期的な運用に入っていると認められれば、Silver Plusとして認証されます。

Gold★、★★、★★★
  1. 所定のフォーマットの"活用カルテ"(Silverと共通)に記入し、エントリーします。
  2. 有識者の審査により、成果が認められれば発行されます。
  3. 成果の内容や、活用期間などの運用状況により、★の数が増えます。




5.認証企業を対象とした活動


コミュニティ活動

高度な経営課題である人材育成やヒューマンリソースの有効活用、人事評価制度の確立などに資することを目的として、認証企業による 情報交換会等のコミュニティ活動を主催していきます。

研修・書籍・資格連携

企業のiコンピテンシディクショナリ(iCD)の活用を熟知した研修・資格事業者によるiCDタスク・スキルと研修・書籍、資格との連係情報を提供しています。

グローバル対応(予定)
欧米の先進的な事例を確実に参照しつつ、海外での事業展開を見据えた研究会の設置・推進などを行っていきます。


スキルディクショナリ活用研究(予定)
未来の価値創造を見据えた技術者の真の実力アップを目指し、タスクディクショナリとスキルディクショナリの効果的な活用連携を図っていきます。
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