2022年10月12日(水)オンライン会議形式により、2022年度第23回情報交流委員会(委員長:長谷川壽延 サントリーシステムテクノロジー株式会社)を開催いたしました。

本日はスキル標準活用認定シニアコンサルタントの佐々木 康浩氏(三菱総合研究所)を講師にお迎えし、「ハイブリッド型雇用システムの構築に向けた研究成果」と題してご講演をいただきました。

佐々木氏からは、人材マネジメントを「職務と能力の位置づけ」と「会社と社員の関係性」から四つのタイプに定義した「ワーク・ステージ」(仕事自立ステージ、仕事成長ステージ、全社一体ステージ、会社依存ステージ)について説明をいただきました。

多様な人材タイプによる多様な社員像を明確化するために用意された六つの人材タイプ(競争重視エリート型(全社一体ステージ)、仕事成長自律型(仕事成長ステージ)、仕事重視ゼネラリスト型(仕事成長ステージ)、キャリア自律型(仕事成長ステージ)、WLB重視単独型(仕事成長ステージ)、WLB重視受動適応型(仕事成長ステージもしくは仕事自立ステージ)の講義を受けて、ハイブリット雇用については、社員の意識という要素が重要であると理解できました。

また、本委員会で検討しているテーマにおいても、社員がどのエリアに属しておりどのように変化していきたいのかを把握したうえで、移行することが需要ではないかという意見が見られました。

次回の委員会は12月23日(金)に開催いたします。