セッション詳細情報:スキル標準ユーザーズカンファレンス2013
各セミナー詳細
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主催者挨拶
10:00~10:10
「主催者挨拶」
【概要】
主催者による開催のご挨拶です。
会長 特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会石島 辰太郎 【講演者】
会長
特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会
石島 辰太郎

【講演者プロフィール】
1971年3月 早稲田大学理工学部電気工学科卒業
1973年3月 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(工学修士)
1976年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了(工学博士)
1976年4月 東京都立工科短期大学電気電子工学科助手
1981年4月 東京都立工科短期大学電気電子工学科助教授
1985年4月 東京都立工科短期大学電気電子工学科教授
1986年4月 東京都立科学技術大学電子システム工学科教授
1990年4月 東京都立科学技術大学大学院工学研究科電子情報系システム工学専攻教授(修士課程担当)
1992年4月 東京都立科学技術大学大学院工学研究科システム工学専攻教授(博士課程担当)
2001年4月 東京都立科学技術大学大学院工学研究科システム基礎工学専攻教授
2002年4月 東京都立科学技術大学学長
2006年4月 首都大学東京システムデザイン学部学部長
2007年4月 産業技術大学院大学学長

東京都ベンチャー技術大賞審査委員会 委員長  2007年4月~在籍中
財団法人 国際研修交流協会 理事       2000年4月~在籍中
財団法人 簡易保険加入者協会 評議会    2003年8月~在籍中
公益財団法人 日本デザイン振興協会 評議会  2001年6月~在籍中
NPO法人日本e‐Learning学会 会長      2003年10月~在籍中
品川ビジネスクラブ 代表理事         2012年3月~在籍中

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基調講演
10:10~10:50
「基調講演」
~「経済産業省のIT人材育成政策」~
【概要】
産業構造審議会の情報経済分科会人材育成ワーキンググループでは、「次世代高度IT人材像と情報セキュリティ人材、今後の階層別の人材育成」に関する報告書を本年9月14日にとりまとめた。このとりまとめ内容と併せて、経済産業省におけるIT人材育成政策の現状と今後の方向性を紹介する。
経済産業省 村上 貴将 氏 【講演者】
経済産業省
商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐(企画調整担当)
村上 貴将 氏

【講演者プロフィール】
1975年生まれ。香川県出身。東京大学電子情報工学科、同大学院電気工学系研究科修士課程を経て、2000年、通商産業省(現経済産業省)に入省。2004年より内閣官房において著作権などの知的財産関連政策等を担当。産業技術政策、中小企業のIT政策等、省エネルギー政策などを推進。2012年7月より現職。
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特別講演
11:00~11:40
「特別講演」
~「転換期のIT産業、情報システムと求められる人材・スキル」~
【概要】
国際化、クラウド等でのサービス化、スマートフォンに代表される新たな機器の登場、社会インフラとの更なる連携強化など、IT産業と情報システムは転換期を迎えている。新たなビジネスモデル、システム要件の変化と、それに対応するための人材、スキルの強化と方向性を利用者側、供給者側の双方の視点から明らかにしていく。
株式会社 野村総合研究所 コンサルティング事業本部  主席コンサルタント ICTメディア産業コンサルティング部長桑津 浩太郎 氏 【講演者】
株式会社 野村総合研究所
コンサルティング事業本部 主席コンサルタント ICTメディア産業コンサルティング部長
桑津 浩太郎 氏

【講演者プロフィール】
1986年、京都大学工学部卒業、同年、株式会社野村総合研所入社。
情報システムコンサルティング部配属後、ソリューション、通信、メディア、コンテンツ等の分野での事業戦略コンサルティング、規制、技術動向等の調査に従事。
2004年、情報通信コンサルティング部部長(現ICTメディア産業コンサルティング部)、主席コンサルタント。
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ランチョン・セミナー
12:10~12:50
「ランチョン・セミナー」
~「スマートデバイスとクラウドが実現するワークスタイルの革新」~
【概要】
次々に新しいスマートデバイスとユーザーインタフェイスが登場し続けます。企業ITにとっておおきなチャレンジでもありプレッシャーでもあります。こういった時代の変化は IT業界におけるスキルとしては大変重要です。
これら新しいスマートデバイスとクラウドが、私たち企業IT にどんな変化をもたらすのか、働き方・ワークスタイルにどういった革新が生まれるのかを、Windows 8 や新しい Office 製品群などを活用したデモンストレーションでご紹介します。
日本マイクロソフト 株式会社 エバンジェリスト西脇 資哲 氏 【講演者】
日本マイクロソフト 株式会社
エバンジェリスト
西脇 資哲 氏

【講演者プロフィール】
日本経済新聞でも紹介されたIT「伝道師」。IT業界の著名カリスマエバンジェリスト。エバンジェリストとはわかりやすく製品やサービス、技術を紹介する職種。現在はマイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝え広めるエバンジェリスト。
1990年代から企業システム、データベース、Java、インターネットのビジネスに関与し、1996年から約13年間オラクル社にてエバンジェリストとして従事。その後、2009年にマイクロソフト社にてエバンジェリスト活動を継続。コミュニケーションやデモンストレーションといった分野での講演や執筆活動も行い、IT 企業だけでなく、製造業、金融業、官公庁でのプレゼンテーション講座を幅広く手がける。
著書に「エバンジェリスト養成講座~究極のプレゼンハック100~」など。
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UISS事例
13:00~13:50
「UISS事例」
~「2つの標準化によるIT部門の改革推進」~
【概要】
インターネットの普及やデバイスの進化などのビジネス環境の変化により、商品の個別化・デジタル化、開発スピードのアップが求められる中、弊社では基幹システムの見直しとIT部門の改革が必要となった。本講演では、IT部門の改革推進のために導入した2つの標準(スキル標準と開発標準)について、スキル標準を中心に開発標準との関係もあわせてご紹介します。
株式会社 ベネッセコーポレーション 基盤本部 IT戦略部 部長 /株式会社 シンフォーム 取締役 兼 業務システム本部 本部長樋口 康弘 氏 【講演者】
株式会社 ベネッセコーポレーション 基盤本部 IT戦略部 部長
/株式会社 シンフォーム 取締役 兼 業務システム本部 本部長
樋口 康弘 氏

【講演者プロフィール】
2002年7月ベネッセコーポレーション入社。IT部門でインフラ・イントラのリニューアルを担当した後、業務システムの開発を担当。2008年1月よりIT戦略部長としてIT関連全般を担当。2010年4月よりシンフォーム 業務システム本部長も兼務し、基幹システムの再構築とIT部門の改革を、日々苦戦しながら推進中。
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ITSS事例
14:00~14:50
「ITSS事例」
~「ITSS ITSMを活用した継続的スキル改善へのチャレンジ」~
【概要】
●2006年ITSSオペレーション職種版のSMSスキル標準を作成したのち、2007年にITSS ITSM職種版へモデルチェンジ ●SMSスキル標準とはSMSキャリアフレームでCDPを描き、スキル診断でスキルの棚卸、ローテーション・研修でスキル向上をはかる体系のしくみ ●社員全員のスキルの傾向を掴むことにより、強化施策として社内研修が充実し、社員自らもスキルアップを考えるように ●外部環境・サービスの変化に伴う、継続的人材スキルの変革と向上がカギ
株式会社 NTTデータSMS 経営企画本部 人事部長 業務管理部長(兼務)吉武 美沙 氏 【講演者】
株式会社 NTTデータSMS
経営企画本部 人事部長 業務管理部長(兼務)
吉武 美沙 氏

【講演者プロフィール】
国内証券会社、外資系証券会社の広報・営業を経験したのち、1995年NTTデータSMS(システム運用管理)準備室から会社創設に携わり、総務、事業管理等に従事。2001年よりNTTデータ3C(コンタクトセンター)の会社設立、出向を経て、復帰後2005年より人事部、2012年より業務管理部を兼務、現在に至る。【主な著書】30代40代の転職 採用を勝ち取る面接テクニック
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UISS事例
15:00~15:50
「UISS事例」
~「ユーザー企業における情報人材育成の取組」~
【概要】
ユーザー企業の情報部門、そして情報機能子会社へと環境とニーズに合わせ組織が変化する中、社員個々の成長が組織の成長に直結するとの考えのもと、"あるべき人材像"、そして育成のための仕組みづくりに試行錯誤してきました。スキル標準の活用を通じ一定の運用は図られていますが、進化する技術、環境変化の中、今後も更なる取組が必要と感じています。そうした今後の展望も含め、これまでの課題、取組状況についてお伝えします。
丸文 株式会社 ICT統轄本部情報インフラ推進室 室長湯田 聖 氏 【講演者】
丸文 株式会社
ICT統轄本部情報インフラ推進室 室長
湯田 聖 氏

【講演者プロフィール】
1987年電機電子機器専門商社の丸文株式会社入社。経理、営業管理部門を経て1994年、全社基幹システムの第一次構築に伴い情報システム部門に移動。基幹システムの設計、導入を担当。他、海外グループ会社のシステム導入コンサルティング、プロジェクトマネジャーとして第二次販売、物流システムの再構築等を担当。2002年情報機能子会社として独立、2007年同社取締役。2012年事業統合により丸文へ転籍、情報インフラ推進室長、現任。
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ITSS事例
16:00~16:50
「ITSS事例」
~「スキル標準(ITSS)導入の現場から~キーウェア・スキル標準導入の軌跡~」~
【概要】
ITSSを早期に導入した当社。今まで経験則に頼るしかなかったスキルレベルの評価が業界標準として明確になったことで、ITスキルを測る業界共通の唯一の「ものさし」として、ノンカスタマイズで一気に導入したが・・・
ITSSのバージョンUPもあり、自社のビジネスにマッチしたキーウェアスキル標準を完成させた。
当社がITSS導入にあったて体験した「生みの苦しみ」「再帰」と「将来構想」を導入の現場から皆さんにご紹介します。
キーウェアソリューションズ 株式会社 人材開発室  シニアエキスパート山村 富教 氏 【講演者】
キーウェアソリューションズ 株式会社
人材開発室 シニアエキスパート
山村 富教 氏

【講演者プロフィール】
1985年 日本電子開発株式会社(現キーウェアソリューションズ株式会社)入社
      IT技術者としてソフトウェア開発従事
1999年 市場開発、営業、事業管理部門を経て
2006年 人材開発室にて人事担当として、労務業務、制度設計・運用等を担当
2009年 ITSS導入推進者としてキーウェアスキル標準構築・導入を担当
      現在に至る
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ETSS事例
17:00~17:50
「ETSS事例」
~「ETSSの活用方法と効能、課題と対応」~
【概要】
組込みソフトウェア開発技術者向けスキル標準ETSSを開発現場で実際に利用するには、技術要素のカスタマイズが必須になる。また、スキルレベルを決める為の標語の表現を工夫しないと、測定結果がばらついて正しいスキルプロファイルが表れない。本講演ではETSSを開発現場に導入した事例から、導入の背景、経緯、導入方法、導入後に何が起こるか、起こる事象にどう対処するか、今後はどう進めるか、について解説する。
富士ゼロックスアドバンストテクノロジー 株式会社 デバイスSW開発統括部 SW技術開発G グループ長杉浦 英樹 氏 【講演者】
富士ゼロックスアドバンストテクノロジー 株式会社
デバイスSW開発統括部 SW技術開発G グループ長
杉浦 英樹 氏

【講演者プロフィール】
1986年富士ゼロックス株式会社に入社し、複写機の制御ソフト開発に従事。以来、組込みソフトウェアの開発技術改善、新規技術開発への取り組みを継続している。構造化からオブジェクト指向へのパラダイムシフトやCMMへの対応を進める中で、技術教育と開発者のスキル管理の重要性に気付き、ETSSをベースにスキル測定システムを構築。技術要素を自社業務に特化・拡張するなど、改善を繰り返しながら利用している。2011年4月より現職。
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ランチョン・セミナー
12:10~12:50
「ランチョン・セミナー」
~「本質を理解して次世代に対応する! ~ソフトウェアエンジニアリングのススメ~」~
【概要】
近年、アジャイル開発やクラウドの活用等により、エンジニアに求められるスキルも変わってきていますが、システム企画から運用に至るまで、扱わなければならない概念や実施すべきプロセス等の本質は大きくは変わっていません。このセッションでは、基本や本質を理解することの重要性と、それを修得するための手段としてエンジニアリングの重要性について説明します。
株式会社 豆蔵 BS事業部  主幹コンサルタント岸 俊行 氏 【講演者】
株式会社 豆蔵
BS事業部 主幹コンサルタント
岸 俊行 氏

【講演者プロフィール】
1980年代より、航空宇宙システム開発へのオブジェクト指向適用、リアルタイムシステム向けフレームワーク開発等を手がけ、2000年よりRationalソフトウェアにて反復型開発プロセス(RUP)、オブジェクト指向分析設計等のコンサルティング、トレーニング講師に従事。2001年より豆蔵にて、開発プロセス/アーキテクチャ標準化等のコンサルティングを行いながら、SWEBOKベースのビジネス領域向けのソフトウェアエンジニアリング講座の開発と啓発活動を行う。
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CCSFセッション
13:00~14:50
「CCSFセッション」
~「CCSFを使ったスキル標準の企業導入・活用について」~
【概要】
CCSFを使ったスキル標準の企業導入・活用について

(1)CCSFの概要について

この3月末に公表させていただいた共通キャリア・スキルフレームワーク(第一版・追補版、略称CCSF)につきまして、基本コンセプトやコンテンツなどの概要を説明させていただきます。これからスキル標準の導入を検討される方はもとより、これまで何らかのスキル標準を導入済みで、課題を抱えておられる企業の方々に対して、CCSF活用の利点をお伝えできればと考えております。


(2)スキル標準導入済みの企業、および新規導入企業のCCSF活用策

ITSSを筆頭に、スキル標準をすでに活用されている企業の数は大変多い状況です。作り上げた仕組みのPDCAを回している企業でも、環境の変化によって見直しを余儀なくされるのは周知の事実です。CCSFは新規導入だけではなく、既存の仕組みの見直しにも大きな効果を発揮できます。固定化された仕組みは陳腐化するばかりでなく、企業戦略や事業計画とリンクできない問題を引き起こします。すでにスキル標準を活用している企業、及びこれから活用しようと考えている企業が、どのようにCCSFを使うかを解説します。


(3)CCSF活用事例 ~学びの場の創造~

企業内人材育成のツールの一つとしてCCSFを導入した経緯と、そのCCSFを利用して社員自らの行動によって「学びの場」を創造しようとする取り組みついて分かり易くご紹介します。スキル標準を導入することが目的ではなく、人材育成をどのように実現するのか、そのヒントとなれば幸いです。
(1)CCSF概要/(独) 情報処理推進機構 IT人材育成本部 ITスキル標準センター調査役 遠藤修 (2)スキル標準導入済みの企業、および新規導入企業のCCSF活用策/特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会 専務理事 高橋 秀典(3)CCSF活用事例/株式会社 メタテクノ 技術推進本部 副本部長 武田 昌弘 氏 【講演者】
(1)CCSF概要/(独) 情報処理推進機構 IT人材育成本部 ITスキル標準センター調査役 遠藤修
(2)スキル標準導入済みの企業、および新規導入企業のCCSF活用策/特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会 専務理事 高橋 秀典
(3)CCSF活用事例/株式会社 メタテクノ 技術推進本部 副本部長 武田 昌弘 氏

【講演者プロフィール】
遠藤 修 (写真上)

1991年国際証券入社(現三菱UFJモルガンスタンレー証券株式会社)。営業部門、ディーリング部門、調査部門などを経て、システム企画部へ(現システム部)。営業情報システム(CRM)などの情報系のシステム開発を担当し、2001年の合併を機にシステム企画担当へ。システム投資計画、個人情報保護法対応、内部統制を担当する傍ら、IT人材育成に着手。2006年よりUISSの導入を推進、2010年からはシステム子会社(ITSS運用済み)との合同運用を開始。導入成功事例として、各種講演会、記事、事例集など多数の依頼を受ける。2012年5月より現職。

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(株式会社 スキルスタンダード研究所 代表取締役社長)
高橋 秀典(写真中)

1993年に日本オラクル入社。サポート、研修ビジネス責任者を歴任、研修ビジネス責任者時代にオラクルマスター制度を確立。その後、システム・エンジニア統括・執行役員を経て2003年12月に、ITSSユーザー協会(現スキル標準ユーザー協会)設立、専務理事に就任。2004年7月日本オラクルを退社、株式会社スキルスタンダード研究所を設立、スキル標準の企業導入・活用を推進。経済産業省、IPAのスキル標準関係各種委員会委員、委員長を歴任する。2006年5月にIPA賞受賞。「東京都スキルスタンダード策定委員会」委員、厚生労働省「職業能力認定・NVQ策定委員会」委員など各方面で活躍。最近では経済産業省・産業構造審議会・人材育成WGに委員として参画。首都大学東京産業技術大学院大学客員教授。

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武田 昌弘 氏(写真下)

1989年(株)メタテクノに入社。ソフトウェア開発者としてプログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャとして様々な開発を経験する。その後、社内のプロセス改善やスキル標準を利用した人材育成の活動に取り組む。また、技術する喜びを具現化するために様々なイベントを社内にて展開中。2011年4月から現職。
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SSUG活動報告
15:00~15:50
「SSUG活動報告」
~「スキルコンテンツ活用グループ/スキル標準活用グループ/教育グループの報告」~
【概要】
■CCSF活用人材育成のPDCAのために

CCSFを活用してスキル標準を導入してもそのPDCAを確実にかつ正確に回す必要があります。その受け皿としてスキル管理ツールを活用することが最も効果的で効率的です。
このスキル管理ツールは、IPAのスキル標準の推奨導入手順に合わせつつ導入ができるCCSFコンテンツをベースにした、各社独自のスキル標準としてカスタマイズできるツールで、人材育成のPDCAを確実に支援する最強のツールです。ここではその活用方法を紹介し解説します。


■スキル標準導入の「落とし穴」

スキル標準の導入が何らかの理由で中断・頓挫している状況も多く見受けられます。SSUG認定コンサルタントコミュニティの研究会では、2年前のカンファレンスで 「導入する際に発生しがちな問題点と対応策」を発表しました。今年、その内容を事例仕立てで読みやすく拡充しました。カンファレンスでは、その概要について、紹介します。


■教育企画委員会報告 最新版ISVマップのご紹介

昨年リリースしたVer6に対しての見直し、さらには新規資格の追加を行った。掲載済み資格と同等資格の調査・追記を行ったほか、クラウド化が進むなかで必要とされる資格など、時代にマッチした内容への見直しを行った。
 特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会小島 明 氏/佐々木 康浩 氏/持田  啓司 氏 【講演者】

特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会
小島 明 氏/佐々木 康浩 氏/持田 啓司 氏

【講演者プロフィール】
スキルコンテンツ活用グループ ASP推進委員会 委員長
小島 明 氏 (写真上)

2006年よりスキル標準ユーザー協会が保有するスキル管理ツールのASP事業者として、企業へのスキル標準導入、スキル管理ツールの活用支援を積極的に行う。スキル標準導入支援プロジェクトに多数参画し、スキル標準の導入から運用までのコンサルティングを幅広く経験。現在は、スキル管理ツールの導入支援、スキル標準に関するセミナーの企画・運営、スキル管理ツールのカスタマイズ提案業務に従事。(SSUG ASP推進委員会委員長)(株式会社エス・アイ・エス)

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スキル標準活用グループ 認定コンサルタント
佐々木 康浩 氏(写真中)

三菱総合研究所のコンサルタントとしてTRM(テクノロジー・リソース・マネジメント)と呼ばれる技術人材管理の手法を開発し、そのコンサルティングに力を入れている。
ITサービス業におけるITスキル標準導入支援や、金融業や製造業、サービス業などの情報システム部門やシステム子会社におけるUISS導入の経験が豊富である。また、三菱グループの勉強会でもユーザ企業のIT人材について研究を進めている。

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教育グループ 教育企画委員会 委員
持田 啓司 氏(写真下)

株式会社大塚商会のマーケティング部門で人材育成サービスの企画・開発を担当。IT業界団体での活動としてはSSUGのほかIPAを始めとする教育やスキル標準の調査・研究プロジェクトに多数参画し、幅広くIT人材の育成活動を行う。
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JUAS活動報告
16:00~16:50
「JUAS活動報告」
~「変化に強い組織・IT人材について」(パネルディスカッション)~
【概要】
本年よりJUASの研究会「組織力強化研究会」、「IT人材キャリア形成研究会」から「変化」というテーマを軸に各研究会で議論されている課題認識についてご紹介します。それぞれの研究会を率いるリーダー陣によるパネルディスカッション形式で進めます。変化に強い組織とはどのようなものか、変化に強いIT人材はどのようなものか、また育成はできるのか。普段の研究会でなされている議論の様子を垣間見ていただき、一緒に考えて参りたいと思います。
 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会五十井 薫/藤本 礼久 氏/絈谷 武宏 氏/堀内 麻理子 氏/小椋 敦子 氏 【講演者】

一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会
五十井 薫/藤本 礼久 氏/絈谷 武宏 氏/堀内 麻理子 氏/小椋 敦子 氏

【講演者プロフィール】
(写真上から 五十井、藤本氏、絈谷氏、堀内氏、小椋氏)


一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 研修事業 マネージャー
五十井 薫

1990年、鉄鋼系情報子会社に入社。新入社員教育、社内外教育の講師および企画推進、お客様向けシステム開発設計、社内統合システムのユーザー向け導入教育、ヘルプデスクを担当。社内システム開発標準作成にも関与。2003年一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会に入社。企業研修を中心とした研修の企画提案、営業、運営、経済産業省関連の特別プロジェクトの推進・運営、JUAS研究活動運営を担当。

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株式会社 ANAコミュニケーションズ 経営管理部 部長
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 IT人材キャリア形成研究会 会長
藤本 礼久 氏

1988年全日本空輸株式会社に入社。2011年10月より情報設備機器の展開保守の情報子会社に出向し、経営管理業務を遂行中。UISS策定時に委員会メンバーとして参画。同導入支援、事例ワーキンググループのリーダーを務め、「UISS有効活用ガイド」や「UISS導入活用事例集」を作成。「次世代高度IT人材モデルキャリア検討」の「人材育成体系検討部会」のメンバーとして、議論に参画。現在、JUASの「IT人材キャリア形成研究会」の会長を務める。

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株式会社 ローソン ITステーションシステム企画 部長
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 組織力強化研究会 会長
絈谷 武宏 氏

1986年株式会社ローソン・ジャパン入社(現:株式会社ローソン)、1987年情報システム室に配属。
以降会計システム・店舗システムなどのシステム開発を担当。
2002年よりシステム企画部門にて、IT事業戦略・IT投資管理(IT-ROI)・人材育成などを担当。
2008年より一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会人材育成研究会へ参画。
(2010年度、2011年度人材育成研究会副部会長・2012年度組織力強化研究会 会長)

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オリックス・システム 株式会社 総務グループ ゼネラルマネージャ
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 IT人材キャリア形成研究会 副会長
堀内 麻理子 氏

1987年オリックス・レンテック株式会社入社。1996年オリックス株式会社入社。業務改革室にて営業支援システム,営業ナレッジ事例集データベース構築に従事。2002年グループの人材ビジネス会社に出向し、中高年を中心とした採用代行と人材派遣を担う営業課を担当。2009年オリックス・システム株式会社に出向。総務人事マネージャを経て、2012年総務グループセネラルマネージャとして総務・人事・経理部門を統括。

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株式会社 コーセー 情報統括部 システム企画課 課長
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 組織力強化研究会 副会長
小椋 敦子 氏

1988年 株式会社コーセー入社。研究所に配属
1991年より研究所内のシステム開発業務に従事。
2006年より本社情報統括部に異動。IT戦略立案、情報系システム企画、開発、導入を担当。
2010年より一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会人材育成研究会へ参画。
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トラック2
ITスキル標準のアジア展開
17:00~17:50
「ITスキル標準のアジア展開」
~「フィリピンIT企業のITSS事例紹介」~
【概要】
国内IT企業のビジネスや人材のグローバル化が拡大する中、IPAでは、アジア各国との連携を強化するため、貿易投資円滑化を目的としたITスキル標準のアジア展開を実施しています。本講演では主にフィリピンでの普及活動の計画や導入支援内容を紹介します。また、2010年度から導入を開始したPointWest Technologies社の事例を、CEOからのメッセージやプロジェクトマネージャーからの説明等をご本人出演のビデオ映像でお届けします。
独立行政法人 情報処理推進機構 IT人材育成本部 ITスキル標準センター研究員 川端 伸和 【講演者】
独立行政法人 情報処理推進機構
IT人材育成本部 ITスキル標準センター
研究員 川端 伸和

【講演者プロフィール】
2000年4月に日立ソリューションズ(旧日立システムアンドサービス)に入社。人材教育部門にて、セキュリティ分野のベンダー認定教育を中心に実施。2009年からはサービス型人材やグローバル分野の教育企画や運用を行う。2011年4月より現職。ITスキル標準のフィリピンへの展開プロジェクトに参画。フィリピンのIT業界団体PSIA(Philippine Software Industry Association)傘下のIT企業へITスキル標準の導入支援を実施中。
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