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認定コンサル コラム 第31回

スキル標準の「スキル項目」 → CCSF「タスク」へ改善

永田 好範 (認定コンサルタント)

スキル標準ユーザーカンファレンス2013が12月7日に開催され、筆者もいくつかのセミナーを受講しました。今回は、本協会の高橋専務理事の講演資料を話題にしたいと思います。講演資料の"CCSF活用の「肝」"というページに下記の言葉があります。ITSSに足りない部分として大変共感を覚えました。

『 企業での活用はタスク定義が必須であり、中心! 』

タスクとは業務・仕事の単位であり、それを自社にあった内容でどこまでの粒度で定義するかが、自社にとっての見える化ということです。CCSFではタスクを大分類・中分類・小分類と、階層的に詳細で見える化できるように3階層モデルを提示しています。経営的、戦略的な中長期視点では大項目・中項目でザクっと全体を把握する。育成面などの短期視点では中項目・小項目で詳細を把握するなど、利用者視点の違いでも活用が可能となります。

ITSSではタスクに該当するものがスキル項目と呼ばれており、職種によりスキル項目の定義が統一されていませんでした。ある職種ではノウハウ的な要素が定義されているものもあります。参照モデルとして詳細の膨大な資料はありますが、利用者視点での最終的な見せ方や体系化が足りなく、ユーザー独自でのカスタマイズは難しいのが現状です。ここにメスを入れたのがCCSFと言えます。

≪ITSSのスキル項目例・・プロジェクトマネジメントのスキル項目を一部抜粋≫
●プロジェクト統合マネジメント
●プロジェクト・スコープ・マネジメント
●プロジェクト・タイム・マネジメント
●プロジェクト・コスト・マネジメント
●プロジェクト品質マネジメント
  *CCSFの大項目~中項目に位置する

≪CCSFのタスク例・・・大分類プロジェクトマネジメントの中分類まで抜粋≫
■大分類
|- プロジェクトマネジメント
■中分類
|-プロジェクト立ち上げ
|-プロジェクト計画策定
|-プロジェクト追跡と実行管理
|-プロジェクト変更管理
|-プロジェクト終結
|-プロジェクト完了評価

どうでしょう。レベル感が違う社内の人々と共通的な言葉として会話するのに、どちらが分かりやすいですか? 単純ですが、導入者が説明できる内容であること。そして、使う側は理解・納得できることがとっても重要です。

CCSFの登場でスキル標準カスタマイズの敷居が下がっています。既にスキル標準導入プロセスも体系化されていますので、自社版スキル標準の構築を検討されている方には、もう一歩踏み出すための環境が整ったと言えるでしょう。

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