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認定コンサル コラム 第25回

効果の高い集合研修とは?

垣原 求(認定コンサルタント)

 企業における人材育成の手段として「集合研修」は多くの企業が採用実施しています。「集合研修」は、同一企業やグループ内で実施する"オンサイト型"と人材育成支援を生業としています教育ベンダーが広く受講者をつのる"コウカイ型"の二つに分けられます。今回は、同一企業やグループ内で実施する"オンサイト型"の集合教育に焦点をあててみたいと思います。

 効果の高い"オンサイト型集合研修"とは何でしょうか?我々の普段の生活で集合型のイベントは、落語・漫才の高座やコンサート・ミュージカル等があります。演じる芸(能)人が、パフォーマンスを発揮し、その演じている方々等のイベントを楽しんでいる観客(FAN)の期待や満足度が成立することで、そのイベントも成立・成功と言えるのでしょう。その成功したイベントは、両者にとって効果(影響)の高いものと言えるのではないでしょうか。

 集合研修も同様に考えさせられる事例があります。ある日本有数メーカー企業の若手技術者向け人材育成を私どもの会社で、支援させて頂いています。そんな支援の中から気がついた事をお伝えします。前記企業の若手技術者は、「よき企業文化の中で通常業務を遂行している」と感じさせる"行動"をごく"普通"に実施されています。それは、ある集合教育の開催日の朝の事でした。

 前記企業の受講者達は、講座開始の15分前に参加者全員が着席して講義開始を待っていました。(ちなみに同日開催の他の講座参加者は、開始までの時間を休憩場所である、ソファーなどで時間をつぶしている様子でした。)これから始まる講座への取り組みの真剣さと期待がうかがえます。

 そのような受講者がいる講座は、講師もまたイベントを成功させる芸(能)人のように、最高のパフォーマンスを発揮しようと努力します。提供側のプロ意識と受講側のプロ意識(受講側の場合プロ意識と言って良いか不明ですが)のぶつかり合いが、研修効果を高くする大きな要因であるとかんじました。

 成熟度の高い組織に所属している人材は、教育においても高いパフォーマンスを発揮し、企業文化の醸成につながり、ひいては業績向上が可能となるのではないでしょうか。皆様の企業におかれましても、研修受講者のモチベーション高揚策を是非お考えください。

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