思考の罠から抜け出るためには、まず席から立ち上がること
IT業界に限らず多くの事業家は、たくさんの失敗を重ねて会社を大きくし、地位を築いています。
著名人となった彼らが、本やWebサイトなどで自分の経験、体験をもとに、ものごとの考え方や仕事をする際の心構えについて語っています。
彼らが必ず挙げることのひとつが、ものごとを楽観的に捉えることの大切さです。
なかでも多いのが失敗に対する考え方です。
「失敗?うまくいかない方法を発見したのさ」
ものごとを良いように考えるのは、よく言われることです。ところが、私たちにはなかなかできません。
なぜなら、人はものごとを考えるとき、無意識のうちに自分の価値観や信念に基づいた、考え方の枠をはめてしまい、枠に知らず知らずのうちに縛られ、新しい考え方、違う捉え方ができなくなってしまうのです。これが「思考の罠」です。
枠そのものを変えよう、枠の捉え方を変えようとして、かえって枠にとらわれてしまうことは多いものです。
思考の罠から抜け出すには、一旦、自分の枠を壊すことが必要です。自分で作った枠が思考の邪魔をするのですから、枠を壊してみるのです。枠を壊すことができれば、自然と新しい考え方、違う捉え方が湧いてきます。
シンプルなやり方をご紹介します。
なにか「問題と感じていること」を紙に書き、制約や条件をないものとして「もし、○○だとしたら」と書き、その紙を床に置いて紙の上に立ち、浮かんできたアイディアや考えを声に出して言ってみる。そして言ったことをすべてメモする。
いかがですか。コツは、現在の制約や条件をすべてないものとして考え、なんでも気付いたことをメモすることです。ITに関わる方はとかくディスプレイに向かったまま、問題について考えるくせが付いています。画面を見たままでは、良いアイディアは湧いてきません。
制約を設けず、いつもの机から離れて、かつ問題に意識を向け、何でも口に出して言い、メモしてみるのです。人間はこのように五感をフルに使うとアイディアが湧いてくるものです。
あなたも今日からやってみませんか。
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