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認定コンサル コラム 第15話

人材育成に研修をどう活かすか

武重 勉(認定コンサルタント)

久々の明るいニュース、"なでしこJAPAN"が日本を勇気付けてくれています。
世界で戦うために自分達(日本)の欠点を転じて利点にすべく戦略を立て実践できる
ように努力した結果が花開いたものと感動しながらテレビ観戦しました。
欠点である体格の差を克服するために1対1で当たらずスピードのあるパスを多用する。
高さで勝負することは避け、前面に飛び出し足元で勝負する。
これらの事をみごとに実践できる能力を身に付けあきらめずに戦い続けた姿は、
このところ多く耳にするIT業界のグローバル化とそのための人材育成においてもヒント
があるのではと想いを巡らせながら応援した次第です。

コラムの担当も2回目になりますが、今回は人材育成に研修をどう活かすかをテーマ
にしたいと思います。

スキル標準には、研修ロードマップが定義されています。
ITSSでは職種・専門分野ごとにマップが定義され、それぞれに研修コースが定義されています。
このことを前提にして、人材の育成と研修を結びつけ活用することが求められます。

ITSSの研修ロードマップを活用するアプローチのひとつとして、自社に必要な人材像とスキルセットの定義ができましたら、人材像ごとにITSSの研修ロードマップを参照して自社の研修ロードマップに展開する方法があります。さらにスキルセットを基にしてスキルと研修コースを結びつけ、具体的な研修コースに展開します。

ここまではITSSで定義されている研修コースを基に進めますが、この研修コースは参照モデルですから、これに実在する研修コースを当てはめる必要があります。
社外の研修コースを活用する場合は、研修サービス事業者が公開している研修ロードマップを参照して自社のマップに展開する方法があります。
また、自社で研修コースを企画実施する場合は、ITSSで定義されている研修コースの内容(カリキュラム)を参照して自社の研修コースを構成します。

もうひとつのアプローチは、スキルと研修コースを結びつけ活用する方法があります。
人材育成のプロセスとして、定期的にスキルの獲得状況を診断・判定し、不足しているスキルや、より強化したいスキルを特定し獲得できるようにします。このスキルを効率的に獲得するための最初のステップとして、知識を修得することが有効と認められる場合は、研修で知識を修得できるようにします。
この場合は、ITSSのスキルディクショナリにスキルと知識項目の対応付けが定義されていますので、知識項目を修得できる研修コースをマッピングすることで、スキル→知識項目→研修とつなげ、結びつけることができます。

以上は、ITSSを活用する準備段階で実施します。この後、運用に入りますが運用については、次回にしたいと思います。

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